生徒・卒業生の声
濱中幾円(はまなかいくまる)くん
仲間と取り組んで得る新たな発見
ここで学びたいことがまだまだある
桜新町校
小学4年生のときにロボアカに入会したいくまるくん。高校生になった今も続けているのは、通えば通うほどできることが増えて、自分が思い描くものがつくれるようになるからだと話します。
濱中幾円くんにインタビュー
栄光ロボットアカデミーに通い続けている理由を教えてください。
小学生のときに受けた体験会で、「プログラミングすると、自分が思ったようにモノを動かせるんだ!」と感動し、とにかく楽しかったことを覚えています。今もその気持ちは変わりません。むしろ新しいことを学んで、できることが増えるほど、つくれるロボットの幅が広がってますます楽しいです。それでもまだ学びきれていない、もっと学べることがあると思えるから、今も通っています。
これまでつくった中で思い入れがあるのはどんなロボットですか?
ずいぶん前につくったものですが、物を運ぶ車型のロボットです。ブロックをゴールまで運ぶミッションがあり、僕はできるだけ早く運ぶために、ブロックを「飛ばす」という方法をとりました。他の人がしない動きを思いついたこと、さらに飛ばすための機構を試行錯誤しながらも完成できたことがうれしくて、大きな達成感を味わいました。
今取り組んでいるロボットについて教えてください。
クラスの仲間4人で、1つの作品に取り組んでいます。具体的にはラジコンのように通信しながら動かすマリオカートです。物を的確に運ぶ、アイテムを獲得し、かつ使えるようにする、敵を攻撃できるなど、さまざまなミッションを想定して製作しています。車はもちろん、リモコンも自分たちでつくります。僕の担当はプログラミング。仲間と話し合いながら進めますが、自分が思いつかなかった考えを聞けるなど、たくさんの発見があるのが楽しいです。
ロボアカで学んだことは、普段の生活にどう役立っていますか?
スマホのゲーム開発者になりたいので、そこにつながる勉強ができればと思い東京都立産業技術高等専門学校に通っています。ロボットをつくっているとうまく動かないことが必ずあり、ロボアカでは毎回その原因を探ります。そうして養ってきた原因を探す力や解決していく力は今、学校のプログラミングの授業でとても役立っていると感じています。
保護者の方へインタビュー
いくまるくんの成長をどうご覧になっていますか?
ロボットづくりはたくさんの失敗の上に成功が築かれますが、その経験を通して何回でもやり直すことや、失敗を恐れずチャレンジすることが、普段の生活でも行われていると感じます。小さい頃は人見知りでしたが、思ったロボットができるとそれが自信になって、他のことも積極的に変わりました。ロボアカの先生方は生徒をひとりぼっちにしないのがいいですね。成長を見守ってくださるおかげで、いつも楽しそうに通っています。
桜新町校の富田先生より
いくまるくんの「誰もやったことがないものをつくりたい」という思考はとても大事です。独自のアイディアを出すのはもちろんのこと、どうすれば実現できるか研究し、人の意見もよく聞き、努力して達成していることが、いくまるくんの強みです。ロボアカの目的は、解決方法がわからないときに「やらない」を選ぶのではなく、自分が持つスキルのどれを使えば課題解決に近づけるのか、その手段をたくさん身につけることにあります。教室ではそのための素材、スタッフを揃えて、生徒一人ひとりに当たっています。